WLTCモード燃費とは?
WLTCモード燃費についての解説
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WLTCモード燃費とは?
WLTCモード燃費とは、自動車などが、ガソリンや軽油などの燃料1リットルで何kmを走行できるかを測定する際の測定方法のひとつで、それ以前の日本独自の測定方法「JC08モード燃費」に代わる国際的な測定方法で市街地モードや高速モードなど各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した測定数値で 2018年10月以降に発売される自動車からこの測定方法が実施されている。
WLTCモードの燃費測定と以前の測定方法との違い
WLTCモード燃費測定と、以前の燃費測定の測定方法の変更点は、ひとつ目に、測定時にプラスされる重量が変更されています。JC08モードの測定では、2名乗車時を想定し110kg(55kg/1名)をプラスして測定していたのに対し、WLTCモードでは、1名乗車と荷物100kg、更にその車両に積載可能な重量の15%を加算し計測します。次に、10・15モードでは、ホットスタート100%、JC08モードでは、ホットスタート75%だったのに対し、WLTCモードでは、ホットスタートを考慮せず、コールドスタート100%で計測されます。また、計測時に設けられていたアイドリング時間が以前の計測方法より減少しています。
WLTCモード燃費と以前の燃費の数値の違い
以前のJC08モードも日本独自の計測方法により、それ以前の10・15モードより実燃費に近づける為、変更されましたが、WLTCモードでは、更に使用状況による燃費の違いも表示されるため、購入時に使用環境や使用目的など考慮し比較検討できるようになりました。測定の方法や条件が異なる為、アイドリングストップ車やハイブリッド、軽自動車には、不利な測定方法となっている為、以前の測定方法との数値の差は大きくなる傾向があります。
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